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グラフの書き方

グラフの書き方については教科書の付録Aにも詳しい記載があります.

グラフ用紙の使い方

グラフはグラフ用紙を使って手書きで作成してください.これは,正しいグラフの書き方を身につけてもらうためです.Excelなどの表計算ソフトにもグラフ機能があり,多彩なグラフを作成できますが,デフォルトの設定では,レポートや論文など科学的な報告に用いるのにふさわしいグラフは作成できません.

ただし,データ処理に表計算ソフトなどを使うことはかまいません.むしろ積極的に利用してください.

グラフ用紙はA4のものを使い,特に指定がない限り,切り取らずにA4のままレポートの適当な箇所に綴じ込んでください.

グラフ用紙は図に示すように方眼の中にすべての情報が入るように余裕をもって使います.方眼の外の余白部分には何も書き込まないようにします.

縦軸,横軸,目盛り

「手書きで」という言葉を「フリーハンドで」と解釈してヨレヨレの軸線を引いてくる人が時々いますが,軸線は定規を使ってしっかり引いてください.

目盛りの数字は軸上の数カ所につければよく,あまり細かく振る必要はありません.軸上の0の位置には必ず0の数字を書き入れます.目盛り数字を付けた場所には目盛り線(スケールライン)を書き入れます(方眼紙のブルーのラインはそれだけでは目盛り線にはなりません).

目盛りの数字は,データが非常に大きな値あるいは小さな値のときには有効数字を考慮して振らなければなりません.10000,20000,…と振ると有効数字は5桁あることになります.有効数字が3桁しかないのなら,単位にk(キロ)を付けて10,20,…とすべきです.k(キロ),M(メガ),あるいはm(ミリ),μ(マイクロ)のような接頭語をうまく使ってください,その他に×10nのように表示する方法もあります.

縦軸,横軸がそれぞれどのような科学量を示すのか,単位とともに明記します.

データのプロット

データの点は見やすいようにある程度の大きさ(直径2〜4 mm程度)のシンボルでプロットします.シンボルは普通は円(○か●)を使い,中心がデータ点になるようにします.

データの誤差範囲を見積もることができる場合にはプロットに“誤差棒”を付けます.誤差棒の付け方は教科書を参照してください.

データのプロットを線で結ぶかどうか,どのような線で結ぶか(理論曲線,スプライン曲線など)は場合によります.それぞれの課題で指示があるはずです.わからなければ教員やTAに尋ねてください.

グラフのタイトル

何を示したグラフなのか明示してください.タイトルは「○○と××の関係」とか「◇◇の△△に対する依存性」とか「■■の時間変化」などのように付けます.タイトルは,図の通し番号を振ってグラフの下に書くのが基本です.

タイトルに加えて,必要なら,さらに説明を付けます.説明の内容は多くの場合本文中にも記載することになりますので,必須というわけではありません.

(なお,図にはグラフのほかに装置の図や実験手順の流れ図なども含まれます.これに対して表は図とは別扱いとして「表1」「表2」のように通し番号を振り,タイトルは表の上部に書くのが原則です.)

凡例

複数系列のデータを同一グラフ内にプロットするときには,白抜きの円(○),塗りつぶしの円(●),二重円(◎),あるいは四角(◇,□),三角(△,▽)などのシンボルで区別し,それぞれがどのデータ系列を示すのかを凡例に書き込みます.

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